眼下の太平洋から昇る朝日を眺めながら・・・。

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波音の湯

<h3>地下300mから湧き出る温泉</h3>
源泉名は「滝の湯」。その昔は滝のように流れる温泉だったのだろうか?
当館が建ったのは一回目の東京オリンピックの年。その前の風景を調べようにも、その写真はもちろん、当時のことを知る人もあまりいない。
きっと、ホテルが建つ前は温泉が滝のように沸いていたに違いない。そんなことを想像しながら、眼下の太平洋を見つめ、遠くに見える大島を眺めてみては?

<h3>月と星と、そして波の音と。</h3>
月の夜には、月光欲をしながら温泉に浸かり、星の夜には流れ星に出会うチャンスを待つ。
潮騒を聞きながら、夜空を眺める。
日常の疲れを忘れ、新たな力が湧き上がってくるのを感じる.
そんな休日の至福の時間をお寛ぎください。

温泉の泉質

温泉成分表

1 源泉名

「滝の湯」片瀬10号

2 湧出地

賀茂郡東伊豆町片瀬字磯1139-15

3 泉 質

ナトリウム・カルシウム―塩化物温泉
(低張性・弱アルカリ性・高温泉)

4 泉 温

源泉温度  71.5℃

5 温泉の成分 (pH 7.8)

陽イオン

ナトリウムイオン(Na+) 1838mg/kg
カリウムイオン(K+) 89.6mg/kg
マグネシウムイオン(Mg2+) 217.8mg/kg
カルシウムイオン(Ca2+) 590.4mg/kg
マンガンイオン(Mn2+) 4.1mg/kg

陰イオン

炭酸水素イオン(HCO3-) 176.2mg/kg
塩化物イオン(Cl-) 4064.0mg/kg
臭素イオン(Br-) 5.3mg/kg
チオ硫酸イオン(S2O32-)0.4mg/kg
硫酸イオン(SO42-)666.5mg/kg
リン酸水素イオン(HPO42-)0.3mg/kg

非解離成分

メタ亜ヒ酸(HASO2) 0.3mg/kg
メタケイ酸(H2SiO3) 117.6mg/kg
メタホウ酸(HBO2) 13.6mg/kg

溶存ガス成分

遊離二酸化炭素(CO2) 0.9mg/kg

その他微量成分

アルミニウムイオン(Al3+)<0.05mg/kg
鉄(ll)イオン(Fe2+) 0.017mg/kg
銅イオン(Cu2+) <0.05mg/kg
水酸イオン(HO-) 0.011mg/kg
ヨウ化物イオン(I-) 0.08mg
惣流化水素(T-H2S) <0.1mg/kg
成 分 総 計7.787g/kg

【禁忌症、適応症】

1 禁忌症(浴用)

病気の活動期(特に熱のある場合)、活動性の結核、進行した悪性腫瘍又は高度の貧血など新耐水財の著しい場合、少し動くと息苦しいような重い心臓または肺の病気、むくみがあるような重い腎臓の病気消化管出血、目に見える出血があるとき、慢性の病気の急性増悪機。

2 適応症(浴用)

筋肉若しくは関節の慢性的な痛みこわばり(関節リュウマチ、変形性関節症、腰痛症、神経痛、五十肩、打撲、ねん挫などの慢性期)、運動麻痺における筋肉のこわばり、胃腸機能の低下(胃がもたれる、腸にガスが溜まるなど)、軽症高血圧、耐糖能異常(糖尿病)、軽いコレステロール血症、軽い喘息または肺気腫、痔の痛み、自律神経不安定症、ストレスによる諸症状(睡眠障害、うつ状態など)、病後回復期、疲労回復、健康増進、冷え性、うつ状態、皮膚乾燥症

3 温泉浴用上の注意事項

1.入浴前の注意
① 食事の直前、直後及び飲酒後の入浴は避けること。酩酊状態での入浴は特に避けること。
② 過度の疲労時には身体を休めること。 運動後30分程度の間は身体を休めること。
③ 高齢者、子供及び身体の不自由な人は、1人での入浴は避けることが望ましいこと。
④ 浴槽に入る前に、手足から掛け湯をして温度に慣らすとともに、身体を洗い流すこと。
⑤ 入浴時、特に起床直後の入浴時などは脱水症状等にならないよう、あらかじめコップ一杯程度の水分を補給しておくこと。

2.入浴方法

① 入浴温度
高齢者、高血圧症若しくは心臓病の人又は脳卒中を経験した人は、42℃以上の高温浴は避けること。
② 入浴形態
心肺機能の低下している人は、全身浴よりも半身浴又は部分浴が望ましいこと。
③ 入浴回数
入浴開始後数日間は、1日当たり1~2回とし、慣れてきたら2~3回まで増やしてもよいこと。
④ 入浴時間
入浴温度により異なるが、1回当たり、初めは3~10分程度とし、慣れてきたら15~20分程度まで延長してもよいこと。

3.入浴中の注意

① 運動浴を除き、一般に手足を軽く動かす程度にして静かに入浴すること。
② 浴槽から出る時は、立ちくらみを起こさないようにゆっくり出ること。
③ めまいが生じ、又は気分が不良となった時は、近くの人に助けを求めつつ、浴槽から頭を低い位置に保ってゆっくり出て、横になって回復を待つこと。

4.入浴後の注意

① 身体に付着した温泉成分を温水で洗い流さず、タオルで水分を拭き取り、着衣の上、保温及び30分程度の安静を心がけること。(ただし、肌の弱い人は、刺激の強い泉質(例えば酸性泉や硫黄泉等)や必要に応じて塩素消毒等が行われている場合には、温泉成分等を温水で洗い流した方がよいこと。)
② 脱水症状等を避けるため、コップ一杯程度の水分を補給すること。

5.湯あたり

温泉療養開始後おおむね3日~1週間前後に、気分不快、不眠若しくは消化器症状等の湯あたり症状又は皮膚炎などが現れることがある。このような状態が現れている間は、入浴を中止するか、又は回数を減らし、このような状態からの回復を待つこと。

6.その他

浴槽水の清潔を保つため、浴槽にタオルは入れないこと。

温泉の分析終了年月日 令和4年9月8日
分析機関名
静岡県焼津市塩津1番地の1
一般財団法人静岡県生活科学検査センター
掲示表作成者
静岡県温泉協会賀茂支部 支部長  定居 康夫

熱川温泉ブルーオーシャンのお温泉。